新人のあゆみ2020

3階西病棟 鈴木 紗香

看護師になり、1年が経過しました。3階西病棟は小児科・脳神経内科・皮膚科の混合病棟です。0歳の新生児から100歳の高齢者まで様々な年代の患者様が入院されているため、幅広い疾患や看護を学ぶことができています。まだまだ分からないこともたくさんありますが、優しい先輩方にアドバイスを頂きながら少しずつできることが増えてきました。失語のある患者様や小児は思いを表出することが難しいため、患者様の表情や行動、ご家族からの言葉に目を向け、患者様の思いを汲み取ることができるよう心掛けています。先輩方のように患者様の思いを傾聴して寄り添うだけでなく、全身状態の観察から根拠のあるアセスメントができるよう、日々学習を続けて知識と技術を身に付けていきたいです。


3階西病棟 清 大祐

1年前は、点滴一つ詰めることに困惑していて、0から100まで先輩の手を止めて聞いて回っていました。配属直後は、治療や入退院の流れを追うことに必死で視野がとても狭く、患者様の意思反映まで中々追いつけていないことが多くありました。後半になるにつれ、技術の経験値も増え気持ちにも少し余裕ができて視野も広がるようになりました。その結果、ご家族の希望や患者様の意思決定を反映することも少しずつですができるようになりました。まだ分からないこともたくさんありますが、1年前に比べると多くのことを学び、自信に繋げていけたのだなと実感しています。
プライマリー持ち始め直接的な退院支援に関わっていく中で意志を尊重したサマリーを作成し継続した看護を提供していける看護師となりたいです。


3階西病棟 髙木 伽音

看護師として3階西病棟で働き始め、早くも1年が経過しました。1年前入職したばかりの頃は、先輩看護師達の働く姿を見て、自分もいつかこんな風になれるのだろうかと不安に思うこともありましたが、先輩方の素早い判断力や行動力、患者様の思いを傾聴する姿をお手本に必死に1年間看護を行ってきました。少しずつ業務にも慣れ、患者様とコミュニケーションが取れる時間が増えた今、患者様からの言葉や笑顔がやりがいとなっています。
3階西病棟は小児から高齢の患者様まで、幅広い年代の患者様が入院される病棟です。一人一人の患者様、そしてそのご家族の思いに寄り添い、不安な療養生活を少しでも安心・安楽に過ごしていただけるよう思いやりある看護を目指し今後も頑張りたいと思います。


4階西病棟_山田里紗子

6月に4階西病棟に配属されました。初めて行う看護技術や処置はとても緊張していましたが、先輩に一つ一つ丁寧に教えていただき、できることが増えました。しかし、今でも処置を行うに時に不安なことや迷うこともあります。その時は先輩に相談し、分からないまま患者様に実施せず、安全に実施できるように心掛けています。日々、看護ケアを行っている中で自分の知識不足や技術不足を感じることも多いです。2年目になりますが、これからも学習を積み重ね、知識・技術の習得をし、患者様に安全で安心な看護を提供できるように頑張りたいです。そして、患者様とのコミュニケーションを大切にして一人一人のニーズに合わせた看護ができるように努力していきます。


5階西病棟 池田 瑠音

入職して1年が経ちました。5階西病棟は4つの主科があります。その中でも、循環器内科の患者様が多く入院されており、受け持つことが多くありました。初めはモニター心電図の味方も分からず自信が持てませんでした。また、急変対応でも自分がどのように動いたらよいのか分からない、自信がないという思いから、積極的に動けずにいました。しかし、分からない所は先輩にすぐに相談し、解決したり経験を積んでいくうちに自分に自信がつき、自分の成長に繋がったとともに、より患者様に寄り添った看護を行うことができてきたと思います。まだまだ勉強不足な所はありますが、先輩に相談しアセスメントをしながら日々成長していきたいと思います。


5階西病棟 大石 桃子

5階西病棟に配属され、多くの学びと成長ができた1年間でした。配属されたばかりの頃は、目の前の業務を行うのに精一杯で患者様の思いに寄り添うことが不足していました。しかし、先輩看護師の行動や患者様との接し方を見て学び、笑顔が大事だと気付きました。緊張や不安で表情が険しくなっていることも多く、今では安心感を与えられるように笑顔で接することを心がけています。循環器疾患は命に直結するため、胸痛出現時や不整脈がある際は今でも戸惑うことがあります。その際は先輩看護師への報告・連絡・相談を行い、どのように行動すべきなのかアセスメントしています。まだまだ未熟な部分か多いため、これからもより多くの事を経験し学びスキルアップ出来るように行動していきたいです。


5階東病棟 上澤さらな

5階東病棟に配属されて、もうすぐ1年が経ちます。この1年で私は看護師として、社会人として、成長することが出来ました。先輩方に多くのことを指導して頂き、支えて頂きながら日々学びを深めています。まだまだ未熟なところが多く悩むこともありますが、先輩看護師と相談しながら“患者様が安心して過ごしていただける看護”を目指して日々業務に取り組んでいます。1年目は自分のことで精一杯で患者様の目線になって考えることがあまり出来ていなかったと感じています。忙しい業務の中で心に余裕を持って患者様との時間を大切にしていける看護師になりたいです。2年目となり、今後、後輩も配属されてくるので、私も先輩方のように頼れる先輩になれるよう頑張っていきたいです。


6階西病棟 高瀬 陽美

1年間を振り返るとあっという間でした。血液内科病棟に配属になり患者様の思いを傾聴し、共感することの大切さと難しさを学びました。配属になった当初は疾患や治療等の知識がなく、業務をこなすことに精一杯でした。不安や緊張があり患者様とうまくコミュニケーションが取れず悩むこともありました。実際に患者様と話している先輩方を見て、関わり方を学びました。現在は配属当初の時よりも視野が広がりできることが増えてきました。しかし、業務に追われ患者様と関わる時間が短くなってしまいます。その短い時間の中でも患者様の小さな変化に気付き、思いを傾聴し共感することを大切にしています。まだ分からないことも多く不安や緊張がありますが、たくさんのことを経験し学び自分の理想とする看護師を目指していきたいと思います。


6階西病棟 成岡 ゆい

私はこの1年間を振り返り、専門職業人として強い責任感を持つこと、患者様の心に寄り添うことができる看護師を目指したいと思いました。
この1年間は、人の命に対する責任感の中で常に張り詰めた気持ちで時間に迫られながら業務をこなしてきました。そのため、自分のことに精一杯となり、患者様との関わりが疎かになってしまっていたと感じます。仕事のプレッシャーで表情が険しくなり、患者様に「今、忙しそうだね」と気を遣わせてしまうこともありました。人の命を預かる専門職業人として強い責任感を持つことはもちろんですが、忙しい業務の中でも常に患者様の気持ちを一番に考え心に寄り添うということを大切に今後も働いていきたいと思います。


6階西病棟 嶺野 友紀

看護師として働き始めて1年が経過しました。まだまだ知識や経験が不足しているため、日々の業務の中で不安になることがたくさんあります。しかし、この約1年間、分からないことがあったらそのままにせず、すぐに先輩に報告や相談をするように心掛けてきました。先輩とのコミュニケーションの中で、自分に不足している知識や観察項目、必要な看護を認識することができました。先輩と一緒に振り返りをしたり、自己学習したノートを見て頂き、助言をもらったりすることで、少しずつ自信を持ってできることも増えてきました。6西病棟では長期にわたる入院生活や副作用症状によって、身体的にも精神的にも辛い思いをしている患者様がいます。そのため、様々な観点から患者像を捉えて必要な看護を提供し、患者様にとってより良いかたちで治療を行える看護を提供できるように日々努力していきたいです。


6階東病棟 小鷹 綾実

この1年は何をするにも初めての経験で不安が多かったです。しかし、配属されたばかりの頃に比べると少しずつではありますが、できることが増えてきました。私は呼吸器内科に配属され、急性期から終末期の患者様やご家族と関わらせていただきました。呼吸状態が悪く苦しさを訴える患者様への対応、治療や病状について不安を訴える患者様やご家族に対しての関り方など日々学ぶことができました。今後の目標は、患者様のバイタルサインや全身状態、訴えから異変にいち早く気が付くことができるように観察力を鍛えること、状況をすばやく判断し自分が今すべことを考え実践することです。そのために日々の振り返りを丁寧に行い、自分の知識を深めていきたいです。この1年は先輩方や同期にたくさん助けてもらいました、一緒に働くスタッフに対しての感謝の気持ちも忘れず2年目も頑張っていきたいと思います。


6階東病棟 髙野 菖

看護師として働き始めて1年が過ぎました。配属となった呼吸器内科では胸腔ドレーンや酸素療法、ケモ、終末期の患者様など色々な患者様と関わってきました。終末期の患者様を初めて看護した時はどう接してよいのか分からず、戸惑うことも多かったです。また技術も未熟で焦りを感じることが多々ありました。しかしそんな中で、先輩方に丁寧に指導、声掛けをしていただき、少しずつ学びを得ることができました。また、忙しい日々ではありますが、患者様との関わりの中でやりがいも感じます。今後は一人一人の患者様にきちんと耳を傾けられる看護師を目指して頑張りたいと思います。また病態を理解し、患者様の小さな変化に気付き、アセスメントして対応できるように日々学んでいきたいと思います。


7階西病棟 高柳 乃愛

1年間消化器内科で働かせていただきました。消化器内科では、検査入院の方から終末期の方まで幅広い方々と関わらせていただきました。入職当初は、患者様との関わりや看護師としての自覚、知識や技術とすべてのことに不安が多くありました。そのため、患者様に安全、安楽な入院生活を送ってもらうことを1番に考え、先輩からのアドバイスをもらい、日々仕事を行ってきました。1年前と比べると、患者様を看る力が付いてきていますが、まだ1人で患者様の全体把握を行い、安全、安楽な看護を提供することはできておらず、不安は多くあります。また、現在では自分の担当患者様を受け持つようになり、入院生活だけの患者様を看るのではなく、入院後の生活を考え、患者様の意向を含め、家族や多職種と連携を積極的に行っていきたいと思いました。今後も、勉強を続けより安全、安楽な看護を提供していけるようになっていきたいと思います。


7階西病棟 田邊 佳緒里

看護師になって1年が経ち、看護技術や知識、観察力など多くの面で力不足を感じる毎日でした。しかし、患者様にとっては新人であっても1人の看護師であることは変わらないため、その方に最善の看護を提供できるよう、曖昧なことは先輩に確認するように心掛けてきました。今後はさらに視野を広げ、患者様の些細な変化にいち早く気付き、対応ができるような力を身に付けていきたいです。また、7階西病棟は入退院が著しいですが、患者様1人1人の入院前の生活や今までの生き方などの情報を意識して得て、その方の意思に基づいた支援を行っていき、患者様の“これから”を共に考えていきたいです。


7階西病棟 永井 千香子

消化器内科に配属されて早くも1年が経ちました。消化器の幅広い疾患や内視鏡検査、業務に不安や戸惑いの毎日でしたが、先輩方からアドバイスをいただきながら少しずつ日々の業務に慣れていくことができました。振り返ってみると、病気が治っていく患者様ばかりでなく、急変したり亡くなったりする患者様も看護してきました。最初はそういった患者様にどう対応したら良いか分からず落ち込むこともありましたが、周りの方々に支えられながら乗り越えていくことが出来ました。未だに自分が行っている看護に対して不安を覚えたり、これで良かったのかと後悔したりすることもありますが、患者様からいただく感謝の言葉を糧に日々頑張っていくことが出来ています。まだまだ技術・知識ともに未熟な部分も多いですが、看護師として成長できるよう日々取り組んでいきたいです。


7階東病棟 小柳 慧実

看護師になり、1年が経ちました。幼いころから憧れていた看護師という職に就くことができましたが、憧れとはほど遠い日々が続いています。慣れないことや分からないことが多く、落ち込むこともありますが、患者様からの「ありがとう」という言葉に救われ、日々頑張ることができています。7東病棟は消化器外科病棟のため、手術を受ける患者様が多く入院されています。手術に対して、大きな不安や恐怖心を抱きながら入院されている患者様も多くいらっしゃいます。抱いている不安や恐怖を少しでも軽減できるような関りができるように努めています。ベッドサイドに行き、ゆっくりお話をすることが難しい状況も多くありますが、患者様や家族の思いに気付き寄り添うことができるように努めていきます。これからも、親しみやすく頼ることができる看護師を目指していきます。


7階東病棟 白髪 紗紀

1年間を振り返ると、もう看護師になって1年が過ぎたのかと驚くくらいにあっという間に1年が過ぎました。私が配属された7東病棟では、手術目的で入院され、術後の患者様を看護していくことが多いです。術後、日々回復していく患者様を一緒に看護しながら寄り添えることはとてもやりがいを感じます。また、ストマ造設となった患者様に対して、ストマ指導を経験する中で、患者やご家族と連携し、患者様やご家族の方がストマと上手く付き合えるように、退院後を見据えた支援を行うことの大切さを学びました。最近では、プライマリーを持つようになり、より患者様と入院から退院に向けて関わっています。毎日顔を合わせてゆっくり患者様の話を聞くことが、なかなか難しいことも多いため患者様の変化や思いに気が付けるように心掛けています。これから、2年目になり技術の面や看護の質という面で今よりレベルアップできるようにしたいです。


7階東病棟 本間 友里

最初の頃は患者様の声に耳を傾けたいと思っていても、毎日の業務で精一杯でなかなか患者様とコミュニケーションが取れていませんでした。また、自分自身も初めてのことが沢山で不安だったため、患者様の抱く不安にしっかり寄り添えていなかったと1年を振り返りとても感じます。まだ慣れないことも多いですが、最初の頃に比べ、患者様にちゃんと目を向けることができるようになってきました。最近ではプライマリーとして患者様を受け持たせていただくようになり、今まで以上に患者様の術後の経過やご家族との連絡を意識し退院後の生活についても深く考えるようになりました。これからも患者様が安心して入院生活や退院後の生活を送れるよう入院時から患者様やご家族としっかりコミュニケーションをとっていきたいです。


救命救急病棟 岩田 ほのか

救命病棟に配属されて1年が経とうとしています。配属された時は、自分に救命病棟での看護ができるのかと、とても不安に思ったことを覚えています。受け持ちをするようになり、多くの疾患と、多職種との関り、覚えなくてはいけない多くの業務、慣れないことばかりで勉強の毎日でした。先輩方に支えてもらいながら、少しずつ受け持ち人数や、重症度の高い方も受け持つようになってきています。まだまだ、学ぶことが多く緊張する毎日ですが、1つずつできる事、知識を増やして戦力に慣れるようにしていきたいと思っています。そして、救命病棟では特に環境が変わることで不安でいっぱいだと思うため、患者様が安心して療養できるような関わりができるように日々精進していきたいと思います。


救命救急病棟 鈴木 美優

入職して1年が経ちました。この1年間はとてもあっという間でした。コロナ渦であり、研修が短縮されたり、院外研修に参加できなかったりと影響を受けることも多かった1年でした。ローテーション研修を終え、希望していた救命救急病棟に配属されました。救命救急病棟では様々な疾患を抱えた患者様が緊急で入院されます。また、術後の患者様が入室されます。毎日分からないことが増えていき、力不足を感じていました。自分には患者様のための看護ができていないのではと悩むことも多かったです。その中で先輩方や同期、家族の支えはとても大きかったです。2年目となり、できることや任せてもらうことも増え、責任をより感じています。1年が経った今でも悩むことは多いですが、患者様、ご家族の方のための思いやりのある看護ができるようにこれからも学んでいきます。


手術室 新田 光

私は昨年から手術室に配属が決まりました。この1年間で先輩にアドバイスを頂きながらアセスメントし、個別性のある看護を計画、実施、評価できるようになりました。手術室は怖い場所というイメージが強いと思いますが、疾患を治療できる希望の場所でもあると先輩から教えていただいたことがあります。そのため、術前訪問では術後どうなっていたいか、退院後は何をしたいかなど少しでも前向きに手術に臨めるような関わりも意識するようになりました。そして、術後訪問時に患者様の元気な様子を見かけたり、感謝の言葉を掛けていただくと、とてもやりがいを感じることができます。課題はたくさんありますが、まずは知識を身につけ、根拠のある看護を提供すること、患者様の立場になって行動すること、周術期を広い視野で捉えることを心がけて行きたいです。そして、多職種と安心安全な手術を行い、患者様に手術を受けて良かったと思っていただけるようにしたいです。


手術室 藤田 実友貴

入職して1年が経ち、先輩方と一緒に働いていく中で、それぞれ大切にされていることや、看護観について感じることができ、刺激を受けました。私は、まだ看護師として未熟な部分がある中で、患者様に寄り添うことはできるのではないかと感じました。それは、術後訪問での患者様との会話から気付かされました。術後のボディイメージの変容や、情勢によりご家族との面会が難しい環境で、不安が強い方がいました。それに対して、今感じている漠然とした不安や、具体的な苦痛と感じていることを言葉にして共有し、共感していくよう心がけました。患者様は、徐々に表情も穏やかになり、退院に向けての思いも聞かれるようになっていきました。最後の訪問時には「ありがとうございました」と笑顔で伝えてくださり、とても嬉しく感じました。これからも思いやりの心を忘れず、患者様に寄り添った看護が提供できるよう、日々努力していきたいと思います。


周産期センター 鈴木 志乃

産科病棟に配属になり、妊娠、出産、育児期にあるお母さん方、多くの赤ちゃんと関わらせていただいています。日々の業務の中で、新しい命の誕生の瞬間に立ち会えることや、赤ちゃんと面会する時の産婦、そしてご家族が笑顔になる瞬間、小さな命に触れられることに、とても温かな気持ちになり、やりがいを感じています。多くの妊産婦との関わりの中で、お母さんは赤ちゃんのことを大切に思っているからこそ、たくさんの不安と心配を感じていること、また、その不安や心配に、時には様々な背景があることを学びました。正しい技術や知識の提供はもちろん、心理社会的側面からも一人一人の想いやその背景に気が付いて母子やその家族に寄り添える看護ケアをしていきたいと思います。まだまだ未熟で先輩方に助けられてばかりですが、勉学に励み、日々精進していきます。