看護師
佐原 みどり
私の役割は、患者さんやご家族が安心して治療に臨めるよう、入院前から丁寧な情報収集と調整を行い、治療と生活の流れをトータルに整理することです。外来での支援は、入院から退院後、そしてその後の通院までを一貫して見守ることができる点に大きな魅力があります。必要に応じて適切なタイミングで多職種へとつなぐ「架け橋」のような存在でありたいと考えています。看護において特に大切にしているのは、患者さんお一人お一人の生活背景や価値観を丁寧に聞き取ることです。単に情報を収集するだけでなく、患者さん自身の言葉で「どのような生活を送り、何に価値を置いて過ごしたいか」を語っていただくプロセスを重視しています。治療を通じて自分がどうなっていきたいかという意思決定を支援し、住み慣れた自宅での生活について患者さんと共に考え、伴走することを日々心がけています。
糖尿病療養指導士の専門性で、
ツールを駆使して外来から病棟まで一貫して支援したい
私は「糖尿病療養指導士」の資格を保有しており、専門知識を活かした療養指導を得意としています。現在は、フットケア外来や透析予防外来のメンバーとして活動し、糖尿病の慢性合併症や腎症の重症化を防ぐための具体的な支援に注力しています。専門的な視点から、患者さんが日常生活の中で無理なく継続できるケアを提案することを強みとしています。また、現在は「継続看護」の質をさらに高めるための仕組みづくりにも積極的に取り組んでいます。昨年度は病棟スタッフと共同し、入院前から退院後までがシームレスにリンクする「生活アンケート」や「糖尿病クイズ」を作成し、実際の運用を開始しました。これにより、入院から外来通院まで一貫した支援が可能となっています。今後も、こうしたツールを活用しながら多職種と連携を深め、より精度の高い指導を提供できるよう学びを深めていきたいです。
努力を惜しまない仲間と連携し、
自己成長を続けながら最善の医療を地域へ提供したい
この病院で働いて良かったと心から感じるのは、多職種間の連携が非常にスムーズで、理想的なチーム医療を実践できる環境が整っている点です。周囲には、患者さんにより良い医療を提供するために絶えず努力を続けるスタッフが溢れています。そうした志の高い仲間たちに刺激を受けながら、自分自身も専門職として日々成長し続けられる場所だと実感しています。今後のチャレンジとしては、これまでに培った専門性をさらに磨き上げ、患者さんの意思決定を支える「継続看護」のモデルをより強固にしていきたいと考えています。患者さんお一人お一人が「その人らしい生活」を守り抜けるよう、支援の幅を広げていくことが目標です。また、これから新しく入職される方々に対しても、この病院の「お互いに高め合い、成長できる」という素晴らしい魅力を伝えていけるような存在になりたいと思っています。常に学びの姿勢を忘れず、より質の高い看護の提供に挑戦し続けます。