「南牟礼さくら」タグアーカイブ

リーダーになり、広い視野で仕事を捉えることができ、看護をする楽しみが増えてきた3年目

私が看護師になろうと思ったのは、看護師になりたかった母親の勧めがきっかけです。祖母が亡くなった時に、看護師になろうと決心しました。看護師として働き出した頃は、私のおっちょこちょいなところが顔を出し、ミスが多く、上司や先輩によく叱られていました。やはり、仕事に慣れていない、覚えることが多い、どうしても時間が掛かり忙しくなるので、振り返る時間も取れない状態でしんどい毎日でした。しかし、徐々に仕事も覚え、慣れてくるとミスを防ぐことができるようになり、入職した頃のことが嘘のようでした。振り返ると、叱られていたのではなく、しっかりと指導してもらっていたと思います。そして、3年目になるとリーダーとして仕事を任されるようになりました。自分の仕事だけでなく、周りの仕事にも目を配ることが必要になりました。そのことで、狭い視野で仕事していた自分が、広い視野で仕事を捉えることができるようになり、看護をする楽しみが増えました。後輩が入ることで、これまで以上に勉強することも楽しくなり、自分がやらねばという意識だけでなく、しっかりとやってもらえるようにすることも大事だと気づき、後輩たちのおかげで自分の成長があると実感しています。


ちょっとしたコミュニケーションを心掛けて、患者さんが尋ねたい時に尋ねやすくしてあげたい

現在、私は外来で勤務しています。病棟と違い、私たちの部署では接する患者さんの数がとても多いのです。それだけに関わる時間は少なくなります。短い時間の中での関わりの中で、自分たちが患者さんにできることは何かということをいつも考えながら外来の看護師たちは頑張っています。私が看護をする上で大切にしていることはたくさんありますが、最も意識しているのは、ちょっとしたコミュニケーションを心掛けて、患者さんに少しでも安心した気持ちで帰って頂くということです。ちょっとしたコミュニケーションというのは、例えば、「お大事に」という声掛けをする時に必ず患者さんの目を見て言うといったことです。長らく通院されていて、よく知っている患者さんとはたわいもない話をスムーズにすることができますが、ほとんどの患者さんはそういった関係性がありません。患者さんは不安を抱えて来られていますので、患者さんが私たちに何か尋ねたい時に尋ねやすくすることを意識しています。「○○しても大丈夫かな」と不安を抱えて帰られるより、尋ねて頂き、「大丈夫ですよ」と不安を減らして帰って頂きたいと思っています。


今は仕事と育児の両立に集中し、将来的には内視鏡検査の介助について専門的に学びたい

私は、子育てをしながら仕事をしているので、時短勤務で働いています。職場の皆さんの協力なしにはこんなに充実感のある毎日は過ごせないと感謝しています。今は、仕事と育児の両立に精一杯なので、皆さんに迷惑をかけないようにしっかり仕事をすることに集中したいと思っています。しかし、少し気持ちや時間に余裕ができたら、専門的な勉強にチャレンジしていきたいと思っています。例えば、内視鏡検査の介助について専門的に勉強していきたいと思っています。以前、検査の介助をする機会がありました。患者さんと接することができ、画像を見ることができ、とても興味深い経験をしました。興味があるので専門の書籍を読みますし、知識を習得は欠かせませんが、そうすればするほど実践の場での経験を積みたくなります。医師が内視鏡検査をしているところに立ち会い、薬を入れて、記録をするなど、実践し、患者さんに少しでも負担がなく検査を受けて頂けるようになりたいという想いを持っています。