意見が言いやすい雰囲気と、やりたい看護を支援する職場環境

5階東病棟 

私が師長として大事にしていることは、次の3点です。

1.働きやすい職場環境
2.患者さんが入院してきて良かったと思ってもらえる病棟づくり
3.事故が起こらない病棟の実現

意見が言いやすい雰囲気をつくり、やりたい看護を支援する職場環境を作りたい

まず始めに働きやすい職場環境を提供するためには、スタッフ全員が同じ役割分担で働くのが公平という事でありません。一人一人が違っていいんだと考えお互いを認め合い、意見を出しやすい雰囲気が必要だと思います。私自身ももちろん、全てのことが出来る人間はいないので、自分の役割を果し皆で協力し合える環境が必要です。一人一人違った考えのスタッフを協力し合える組織にするためには、まず師長と副師長が同じ方向を向き、どのような病棟を目指しているのか、スタッフに示すことがファーストステップだと思います。また師長が全体的なマネジメントを担当し、副師長は師長の補佐であり、通常業務においてはスタッフにとってロールモデルとなるような存在であることを望んでいます。常に心掛けていることは、経験年数に関係なくみんなで意見を出して方法を考える、困ったことは周りに助けを求められる、トップダウンで降ろすばかりでなく、スタッフの声が上がってくる環境でなければならないということです。やりたい看護があるならば、トライアルなチャレンジをし、うまくいけばそのまま本格的に、うまくいきそうにない時はいったん立ち止まって考えさせる。スタッフに困ったことやトラブルがあれば、そこは師長・副師長が対応すべきだと考えます。常に自分たちで問題意識を持ち、考え、実践し、プロセスで楽しみを感じ、成果で喜びを分かち合える、そんな職場づくりを心掛けています。

看護師の心掛けが患者さんや家族の大切なシーンに良い影響を与える看護をしていきたい

私たちの病棟は、腎臓内科・糖尿病内分泌・形成外科・血管外科・歯科口腔外科、そして消化器内科の第2病棟であり、複数の診療科の患者さんが入院されます。他病棟と比べて重症度はそう高くはありませんが、診療科がどこであれ患者さんの重症度の違いがあれ、入院が必要と診断され私たちの病棟へ入院される患者さんです。私たちは疾患を看るのではなく、患者さんの状況に合わせ、透析や糖尿病などの教育指導・手術や検査などの看護・終末期の看護など、個別の看護を提供していきたいと思います。また、ターミナルケアが必要な患者さんは、人生の最期を迎えられるわけですが、ご家族にとってもその患者さんとの人生最期のシーンを共有するわけで、一生心に残る場面に看護師は接することになります。新人看護師であれ、経験年数の多い看護師であれ、私たちの看護行為が大きな影響を与える事になります。その大切なシーンに、私達は関わっているという事を意識して、私たち看護師が本来すべきこと、出来る事を考えて責任を持って看護を提供していきたいと考えます。

医療行為の最終を担当することの多い看護師だからこそ、より安全・安心を

私達日常業務の中には、医師からの指示を受けて行うもの、安全に業務を遂行するためにマニュアルに従って行うものばかりです。そしてそれらの医療行為を最終的に患者さんに提供するのは、患者さんにとって最も近い存在で接している、私たち看護師が1番多いと思います。様々なチェック過程をクリアしても、最終段階でミスをすると患者さんが影響を受けてしまうことになります。忙しくても面倒でも、患者さんの安全と看護の質は落とせません。医療行為でミスに繋がらないようスタッフ1人ひとりが自覚し、自分にも患者さんにも責任を持って行動し、事故の起こらない職場環境を目指したいと考えます。