患者さんや後輩が〝頼りたくなる〟看護師になりたい

一日看護体験で、看護の道に進むことを決心

iawata-9中学生の頃、テレビドラマやドキュメンタリー番組で、看護師が活躍する場面を見ているうちに、看護師に憧れるようになりました。そして高校生になってから、当院の一日看護体験に参加しました。研修では白衣とナースキャップを身に付け、実際に働いている看護師さんの様子を間近で見学をさせていただきました。内科病棟と産科病棟でお世話になりましたが、スタッフみんなが活き活きと、誇りを持って仕事に取り組んでいる姿に感動し、「ああ、やっぱり私も看護師になろう!」と決心しました。看護学校を卒業後、看護の道に進む大きなきっかけを与えてくれた当院に、迷わずに就職しました。今年で入職して9年目になりますが、地域に根差した医療に携われることが嬉しく、充実した日々を過ごしています。

患者さんやご家族の希望に応えられるような関わりを

看護師経験3年目の時のこと。当時は神経内科で勤務しており、終末期の患者さんを受け持っていました。余命わずかの患者さんとご家族に対して「自分は看護師として、一体何が出来るんだろう?」と悩んでました。ご本人とご家族とお話しするうちに、在宅での看取りを希望されていることが分かりました。「一日でも長く、住み慣れた我が家に帰りたい。」-この願いを叶えるため、先輩に相談しながら、スムーズに在宅療養に移れるように調整を進めました。主治医やケースワーカーとの連携により、数日で退院できることになり、ご本人もご家族も本当に嬉しそうにしていました。この時の患者さんの笑顔を見て、看護師である以上、たとえどんな状況でもあきらめずに、患者さんやご家族が心から納得できるようなサポートや、意思決定の支援をしなくてはならないな、と強く思いました。その後現在勤務している整形外科病棟に異動しましたが、当病棟に入院されているのは、手術を受けて回復される患者さんが多いため、神経内科病棟での看護とは介入のプロセスや方法が大きく異なります。この9年間で2つの病棟で働かせていただいたことで、確実に自分の〝看護の幅〟を広げることができました。

新人教育を通して、自分自身も成長できれば・・・

私は今、教育委員会に所属していて、主に新人教育に携わっています。新卒のスタッフと関わっていると、純粋で真っ直ぐな思いに触れることが多々あり、「こういうフレッシュな感覚を、忘れずにいたいな」と時に反省したり、自分の看護を振り返るチャンスをもらったりすることがあります。また、質問されたことに正しく答えられるように、改めて技術・知識面について勉強しなおすきっかけにもなり、自分の成長にもつながっています。教育委員の仕事を通じて、後輩の個性や能力を引き出せるような関わり方や、考えるきっかけを与えられるような先輩を目指したいな、と思っています。将来はスペシャリストというよりも、ジェネラルな視点を持った看護師になりたいので、これからも様々な患者さんとの出会いの度に、多くの経験を積んでいきたいです!